九州旅行2日目 佐世保→有田→黒川温泉
九州旅行2日目は佐世保から40分程車を走らせて有田焼で有名な有田町に。以前から陶器を見に行ってみたいと思っていた場所です。
有田町メモ
佐賀県の西部にあり長崎県との県境に接しているので、長崎県にある佐世保市からも1時間以内で行けます。人口2万人、ドイツのマイセン市と姉妹都市というのも陶器の町、有田らしいですね。
有田陶磁の里プラザ
まず、有田焼が一堂に揃う有田焼のショッピングモール「有田陶磁の里プラザ」に。20以上の店舗が入っていて様々な窯元の器を一度に見ることができます。
昔ながらのデザインの商品からモダンな商品まであり、見るだけでも楽しめる場所です。といっても見ていると買いたくなってきます。私は家で使う魚用のお皿や一輪挿しなどを購入しました!
沢山のお店が一堂に介している場所にも関わらず、平日だったこともあり人はまばらでした。陶器市の時は賑わうそうですがそれ以外はあまり人が入らないとのこと。安い器が大量生産されているので有田焼の需要も減っているようです。
需要の落ち込みに加えて後継者不足もあり、伝統工芸の抱える課題を有田焼も抱えているようです。
窯元しん窯青花
買い物後、しん窯青花で窯元見学をさせて頂きました。温もりのある藍と白の染付の器を作られている窯元です。有田陶磁の里プラザにも出店されています。
絵付けから梱包まで全ての行程を見学をさせて頂け、手間隙をかけて製作しているということがよくわかります。
若い絵付け士さんを見ると頑張って伝統を繋いでほしいと応援したくなります!
陶山神社
陶器の町だけあって町の至るところに陶器があるのですが、「有田焼陶祖の神」といわれる陶山神社へ。
なんと神社の鳥居が陶器で出来ているんです。
こちらの大水瓶も陶器
有田の町を楽しんでから、今日の宿泊場所の黒川温泉に向かいました。車で2時間半位です。
黒川温泉
本日の宿は「お宿のし湯」です。お客様へお湯を献上するという意味からのし(熨斗)湯と命名したそうです。
木漏れ日の溢れるエントランス。古民家を改装したような懐かしさが漂う旅館ですが、19年前にこの宿を建てたときに一から建築したそうです。
部屋の入口にはお地蔵様のようなオブジェが
夕食は九州の海のもの、山のものを使ったお料理の数々。1品目の前菜はこんな可愛らしい器に入ってきました。
そして、この宿の魅力は何といっても温泉です。温泉付きのお部屋だったのでお部屋の温泉だけでも満足できるくらいでしたが、沢山の魅力的な温泉があります。
露天風呂に、家族風呂、立ち湯。
立ち湯というのは、その名の通り立って入るお風呂です。立って入るなんてリラックスできないのではと思いましたが、垂直に体を伸ばして入る温泉というのもなかなか気持ちが良いものでした!
温泉って癒されますね!定期的に温泉巡りをしたいなぁと改めて思う1日でした。