ランキング1位に弱い日本人
今年も残り20日。あっという間ですね。
クリスマスプレゼントにお歳暮にと、買い物に走っている方も多いのではないでしょう。
皆さんは商品を買うとき、何を基準に選んでいますか?
日本人はランキングを参考にする人が多くランキング上位のものに弱いと言われていますが、かくいう私もランキングに弱い人間です。
何か買う時は楽天やアマゾンの売れ筋ランキングをチェックして、上位の商品を選んでいます。
また、先日は駅で「楽天ランキング1位」のスウィーツを思わず買ってしまいました。
この店頭ポップ&店員さんの「楽天ランキング1位を獲得、ヒルナンデスでも紹介された喜多屋ポテトが期間限定発売です!」という言葉に思わず吸い寄せられてしまいました。
吸い寄せられたポイントは
・楽天ランキング1位(皆が買っているなら美味しいに違いない)
・ヒルナンデスでも紹介された(メディアのお墨付き)
・期間限定(今しか買えない)
です。すべて消費者心理に訴えかけるセールストークですよね。
ランキング上位というだけで、私達が買いたくなる理由の1つは、皆に人気のあるものなら良いものに違いないという「安心感」があるからですよね。一種の「保証書」みたいなものです。
また、探す手間が省けるからランキングを見る人も多いのではないでしょうか。
商品を買うとき、一から探すのは大変ですよね。そんなとき、多くの人に支持されている商品であれば、先に述べた安心感(保証)があるので、比較検討の時間が減ります。
ランキングで上位になると上記のような理由で買う人が増えるので、更に売れるという相乗効果があり、販売者にとってランキング上位になることは重要です!
また、ランキング同様に「メディアで紹介された」という言葉に弱い人も多いのではないでしょうか。メディアの審査を通り抜けて紹介された商品なら、お勧めに違いないと思ってしまいますよね。
ランキング上位になり、メディアで紹介してもらえたらベストですが、まずはメディアで取り上げてもらうことの方がハードルが低いかもしれません。
メディアといっても、視聴率の高いテレビ番組で紹介されるのは難しいですが、地元の新聞に小さな記事として載るだけでも良いんです。
その記事を読む人は少ないかもしれませんが、その後の商品を販売するとき、先ほどの店頭POPのように「○○新聞で紹介された」「メディアにも掲載された」と言えることが重要なので。
メディアに載った商品って聞くだけで、買っても間違いのない商品な気がしませんか?メディアで紹介されると、そんな価値がついてくるんです。
もちろん、こちらから何もしないでメディアに出るのは難しいので、自分からアプローチする必要があります。
(ご参考記事⇒☆)
今だったら、クリスマスやお正月に関連づけたストーリーにして、商品を紹介すると掲載率があがります。メディアも季節ネタを探しているので。
(ちなみに雑誌の場合は数ヵ月前には企画が決定するので、今からアプローチするなら、春シーズンのネタがお勧めですです。)
さて、肝心の「喜多屋ポテト」は、ポテトが濃厚で美味でした。
レンジで温めてから食べるのがお勧めです。