「お味噌ならハナマルキ」のプロモーション戦略

宣伝会議の「Adver Times」に掲載されていた、ハナマルキのプロモーション戦略の記事をご紹介します。

 

「お味噌ならハナマルキ」のフレーズは、皆さんTVで聞いたことがありますよね。誰でも思い出せるレベルまでTVでCMを流すということは、かなりの広告宣伝費がかかっていると言えます。

 

そんな過去から多額の費用をかけて広告宣伝をしていたハナマルキも、「PRと広告を連動させたプロモーション活動が重要」と戦略的なPR活動を推進しています。規模や業種が違う企業でも参考になりそうな点をピックアップしてみました。

 

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>メディア費をかけて露出量を担保するだけでなく、プレスリリースを打ってニュース記事に露出をすることができれば、広告×PRの相乗効果が期待できます。

 

メディア費(広告費)をかけられる企業でも、広告だけでは効果が低いのでプレスリリースを作成して「ニュース記事」(PR)としての露出を狙っています。

 

広告だけを信じる消費者は減ってきているので、PRとして如何に露出するかを皆が考えるようになっています。


ということは、広告費がない企業でも戦略的なPR活動をしてメディアで露出すれば、それなりの効果が期待できるのです。広告✖PRの相乗効果でなく、PR✖PRの相乗効果を狙う手があります。

 

広告費がないとあきらめず、プレスリリースを「ダメ元」で発信してみては如何ですか。
プレスリリースの書き方⇒

 

>露出したものをフローさせずストックさせること。例えば、実施した野外イベントの様子を映像に残し、自社のYouTubeページにストックしたり、展示会などで映像を流したりと、営業活動において継続的に活用するようにしています。

 

「実施したイベントの様子をYou Tubeに流す」、これなら企業の規模に関係なくできますね。

 

必ずしもイベントである必要はありません。食品会社であれば、素材にこだわり手間暇かけて製造している様子や、その食品を使ったレシピの投稿をする。(今ならクリスマスレシピとかが良いですね!)整骨院やサロンなら、施術の様子やBefore・Afterの映像(写真)を掲載するなど。

 

SNSの時代には「自分からニュース性のある情報を作って発信していく!」というプロモーション戦略が、会社の規模や業種に関わらず有効になってきますね。